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「身延線」乗りつぶしの旅（2007年8月31日） （１／３）

　JR東海の「身延線」は、東海道本線の「富士」と中央本線の「甲府」を結ぶ、88.4kmの路線です。
　以前、この線には乗車したことがあるのですが、途中の「十島」−「井出」間、3.1kmのみ未乗になっています。
　というのは、今思えば、実にバカバカしいのですが、もう10年以上前のことです。妻と甲府の近くの「昇仙峡」を観光し、その後「身延線」に乗り、沿線の「佐野川温泉」というところで宿泊したのですが、行きは最寄の「井出」駅で下車しタクシーを呼んで宿まで行きました。で、次の日の朝、天気が好かったこともあり、また１つ隣の「十島」駅までそれほど遠くなかったこともあって、十島駅まで散歩がてら歩いてしまったのです。
　というわけで、それ以来、身延線については十島−井出 間、3.1kmのみが未乗区間として残ってしまい、気が付けば、これがJR東海の最後の１線となってしまいました。
　バカバカしいことに変わりはないのですが、そうは言っても仕方ありません。やっと今回、乗りにいくことにしました。
　前日の8/30に京都府の「北近畿タンゴ鉄道」を乗りつぶした後、「ムーンライトながら」でとってかえし、そのまま中央線周りで乗りに行こうと思います。
　これを片付ければ、めでたいことにJR東海は完乗となります。（JRの未乗線はこちらにまとめてあります）

【今回の日程】
　１． 東京 5:10発 − 中央本線 − 八王子 6:20着
　２． 八王子 6:29発 − 中央本線 − 甲府 8:09着
　３． 甲府 8:43発 − 「（ワイドビュー）ふじかわ４号」 − 下部温泉 9:22着
　４． 下部温泉駅から徒歩 → 「下部温泉会館」で入浴
　５． 下部温泉 11:09発 − 身延線 − 十島 12:16着
　６． 十島 12:59発 − 身延線 − 井出 13:04着
　７． 井出 13:20発 − 身延線 − 富士 14:08着
　８． 富士 14:21発 − 東海道本線 − 三島 14:48着
　９． 三島 14:56発 − 東海道本線 − 熱海 15:09着
１０． 熱海 15:18発 − 東海道本線 − 横浜 16:40着

そして当日・・
　「ムーンライトながら」で東京まで舞い戻ってきた私は、中央本線のホームへと急ぎました。
　ここから、まずは「身延線」の甲府駅へ向かいます。

身延線１ 東京駅 １番線 中央本線 高尾行き 5:10発

　「ムーンライトながら」からの乗り換え時間が、５分しかなかったので急ぎました。
　早朝の列車なので、快速ではなく各駅停車です。
　途中、爆睡してしまって、「新宿」も「三鷹」も「立川」も気が付きませんでした。
　よく、「八王子」で起きれたと思います。

　八王子駅 6:20着。

八王子駅 ４番線 中央本線 松本行き 6:29発

　115系の６両でした。
　早朝の列車であるためか、八王子発の時点では空いていました。
　またもや爆睡してしまい、途中駅にはほとんど気が付きませんでした。
　気が付くと、「甲府」の手前で、車内は高校生でいっぱいになっていました。		 身延線２

身延線３ 甲府駅 8:09着

　ここで、「身延線」に乗り換えます。

甲府駅 ５番線 身延線
　特急「（ワイドビュー）ふじかわ４号」 静岡行き 8:43発

　途中、「下部温泉」までこの列車で行きます。特急なので、もちろん「青春１８きっぷ」では乗車できません。
　いったん、改札を出て、特急券と乗車券を買いました。

　車両は、373系というJR東海のもので、「ムーンライトながら」と同じです。ただし、「ムーンライトながら」は９両ですが、こちらは３両です。		 身延線４

　私は先頭の車両（３号車）に乗ったのですが、運転室はとても開放的で面白いです。
　ただし、雨が降っていたので、眺望はあまりよくありませんでした。

身延線６ 下部温泉駅 9:22着

　ここで、途中下車します。
　３両しかないのに、ホームいっぱいに停車するので、写真を撮るのにも苦労しました。

下部温泉駅 駅舎 身延線７

身延線８ 「下部温泉会館」

　駅から徒歩５分ぐらいのところにありました。雨もやんでラッキーでした。
　大人４00円でした。
　シャンプーとボディーソープもあり、大変助かりました。
　ただ、洗い場も浴室もあまり広くなく、５人も入ればいっぱいになるぐらいでした。
　幸い空いていたので、よかったです。
　昨日は列車の運休があり、予定していたところで入浴できなかったので、大変気持ちよくなりました。




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