ちょこっと銚子へ日帰りの旅(2009年5月6日)(4/4) |
銚子駅 駅舎 |
銚子駅に戻ってきたあと、改札を出て歩き始めました。 総武本線は、かつて銚子駅から800m程先の新生駅まで、貨物線がありました。 といいましても、この貨物線が廃止になったのは1978年のことですから、私も当時のことを知るわけではありません。 今回、せっかく銚子まで来たのですから、新生駅跡まで歩いてみることにしたのです。 なお、「新生」と書いて「あらおい」と読みます。 銚子駅から、銚子電鉄の線路の方角へ歩いて行くと、「妙見堂踏切」があります。 この踏切から外川の方向を見ると、銚子電鉄の線路から左に分岐する線路があります。 この線路が、かつて新生駅まで伸びていた、貨物線の名残なのだそうです。 |
妙見堂踏切 | |
妙見堂踏切より 右は銚子電鉄の線路、左に分岐する線路が貨物線の名残りです。 |
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1つ上の写真の地点を反対側から写しました。 | |
貨物線の線路はすぐに途切れ、そのさきは駐車場と宅地になっていました。 | |
そのさきは工場がありました。 | |
工場の横の道をさらに行くと、「中央みどり公園」がありました。 ここが、かつて新生駅があった場所だそうです。 |
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奥の方が広くなっています。 この点は、駅らしいでしょうか。 |
新生駅跡で佇んでいると雨が降ってきました。 しかし、さらに歩きます。 実は、新生駅からさらに先には、臨港線と呼ばれた線路が伸びていました。 (正確には、新生駅の手前で分岐していたそうです。) 新生駅跡(中央みどり公園)の一番奥に突き当たった県道244号を横断します。 さらに左へ少し行くと、ぬれ煎餅を販売している「イシガミ」がありますが、その脇から漁港の方向へ伸びている道がこの臨港線の線路跡だそうです。 |
臨港線線路跡 ゆるやかなカーブが、鉄道の線路らしさを表しているでしょうか。 この臨港線は、銚子漁港中央市場まで伸びていたそうです。 結局、中央市場まで歩きました。 |
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銚子漁港中央市場 線路跡などは特にわかりませんでしたが、臨港線が活躍していた時代を偲び、銚子駅へ戻ることにしました。 |
さて、乗るものにも乗りましたし、行くところにも行きましたので、とっとと帰ります。 というわけで、銚子駅 15:00発の「しおさい82号」に乗車しました。 |
特急「しおさい82号」 銚子駅 東京行き 15:00発 帰りは、混雑することも想定して指定席を取っていました。 途中駅からの乗車も含めると、ほぼ満席になりました。 |
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今日買ったお土産です。 ぬれ煎餅(左) いわしの佃煮(左下) ご当地キューピー銚子電鉄バージョン(下) これらは、全て犬吠駅で購入しました。 キューピーは、集めているわけではありませんが、犬吠駅でしか買えないらしいので、つい買ってしまいました。 |
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成東駅 15:48着 15:56発 下り・成東行きの普通列車の到着待ちのため、8分停車しました。 特急とはいえ、臨時列車だからでしょうか、他の駅でも普通列車との行き違いのために停車することがありました。 |
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東京駅 17:03着 |
今回は、日帰りでホントに「ちょこっと」の旅でしたが、おかげさまで楽しむことができました。
銚子電鉄は、昨年のお正月以来でしたが、何度乗っても楽しい路線でした。 また、初めて歩いた貨物線跡は、今まで知らなかった、銚子の一面を知ることができ、とても有意義でした。 今日は行けなかったところも沢山ありますが、また次の機会の楽しみにしておきたいと思います。 最後に、ここまでお付き合い下さった皆様、ありがとうございました。 今回の旅はこれで終わりですが、またどこかへ出かけることもあると思います。 その時はまた、どうぞよろしくお願いいたします。 −終わり− |