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2011年3月12日(土)
昨日、東北、及び、関東地方を襲った 大震災 の衝撃から、一夜が明けました。
私はといえば、昨夜は、ほとんどテレビのニュースに釘付けになってしまい、結局、少しうとうとした程度で朝を迎えました。
幸いなことに、家族の無事は、昨日のうちに確認できていましたので、予定通り、九州新幹線 博多駅発 の 1番列車 である 「つばめ327号」 に乗車することにしました。
しかし、博多駅 では、昨日の地震の影響で、出発式 などの行事は中止になっていました。
また、博多駅 で係りの人に確認したところ、朝5時の時点で、自由席 に並んだ人はわずか50人ほどということでした。
「つばめ327号」 の 自由席 に、博多駅 から乗車できるのは、先着500名 までとなっていましたが、かなり余裕があったようです。
やはり、旅行そのものを取り止めた方もいらっしゃったのでしょう。
開業初日としては、かなり寂しい出発となってしまいました。
多分、この日のために準備をしてきた関係者の方々も、残念だったに違いありません。
しかし、昨日の地震と津波の被害にあわれた方々のことを考えれば、やはり仕方がありません。
私にしてみれば、これに乗るためにわざわざやってきたわけですから、とにかく乗ることができるだけでも幸せというものです。
その幸せと、被災された方々には申し訳ない、というような気持ちとが入り混じり、なんとも言葉では言い表せることができないような複雑な気持ちで、「つばめ327号」 に乗車することになりました。
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