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ひたちなか海浜鉄道 を応援する旅!(2011年5月1日)(3/3)

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 阿字ヶ浦駅 からは、11:58発列車代行バス に乗車し、12:17那珂湊駅 へ戻ってきました。
 ホームに入ってみると、午前中の 野菜直売会 のときよりも、明らかに 鉄道ファン の数が増えており、みなさん思い思いに撮影されているので、すでに 撮影会 が始まっているかのようでした。


構内に停車していた車両

 前から順に、

 キハ2005、キハ2004、キハ205、キハ222 です。

 いずれも、旧式の車両たちで、昭和の香りが漂ってくるようです。


キハ2004

キハ205

キハ222

 ひたちなか海浜鉄道 は、このような古い車両が現役であることも魅力の一つとなっています。これからも、大切に使い続けてほしいものです。


上りホームに停車していた車両

 こちらは、さきほど 野菜直売会 が行われていた車両です。

 前から順に、

 キハ37100形、キハ3710形、ミキ300 103 です。

 キハ37100形 の側面には動物の絵が描かれており、アニマルトレイン と呼ばれています。


ミキ300 103 には、ヘッドマークが取り付けられていました。

 さて、13時になると、上りホーム上で、義援金贈呈式 というものが行われ、そのあと、正式に 撮影会 となりました。
 すると、各車両のエンジンがかけられ、構内を移動し始めました。
 まず最初に、キハ2005 + キハ2004 の2両が、側線から下りホームへ移動しました。
 そのあと、キハ205 + キハ222 も同じく下りホームに移動しました。


キハ2005

キハ2005(左) と キハ205(右) が並んだところ

 先に下りホームに移動していた キハ2005 + キハ2004 に、キハ205 + キハ222 がバックで近づいてきました。


キハ2005 に、キハ222 が連結するところ

 ご覧下さい、この人だかり!
 ちなみに、今日はこの 撮影会 のために、500人鉄道ファン が集まったそうです。


下りホームに停車中の車両

 この時点で、下りホームには前から順に、

 キハ205、キハ222、キハ205、キハ2004

 が連結されて並ぶことになりました。
 このうち、キハ205キハ222 は、車内に入ることもできました。
 写真にはありませんが、私も実際に車内に入り、座席に座るなどして楽しみました。


 さて、撮影会 はまだまだ続くのですが・・、
 実を言うと、この時点で、私自身は、もう充分に満足していました。
 今日の旅のもともとの目的は、ひたちなか海浜鉄道 を応援すること でした。
 そういう意味で言えば、撮影会 は、きっかけでしかなかったのです。買うものも買いましたし、食べるものも食べました。
 また、多くの人たちが訪れたことで、ひたちなか海浜鉄道 の未来に明るいものを感じることもできました。
 というわけで、あとはいわゆる 撮り鉄 の方たちに任せることにして、私は帰路につくことにしました。

 ただ、1つ心残りが・・、
 駅猫おさむ には会いましたが、もう一匹の ちび に会っていないのです。
 「チビ はどこかにいないかなあ〜」、と思っていたところ、グッズ売り場が異様に混雑していることに気が付きました。


グッズ売り場

 中をのぞいて見ると・・、なんと、グッズ売り場に おさむ がいました。
 あたかも、グッズ売り場を占拠したかのようです。やっぱり、おさむ は人気があるのですね〜。


グッズ売り場を占拠した おさむ

 そんなことをしているうちに、ちび も見つけました。構内の線路にいました。


駅猫ちび

 さて、これで心残りもなくなりました。
 というわけで、 那珂湊駅 14:17発列車代行バス に乗車し、勝田駅14:33 に到着しました。
 勝田駅 では、強風のため、常磐線 のダイヤが乱れているということでした。
 実際、乗車した 「フレッシュひたち40号」 も、6分遅れで 勝田駅 を発車しました。


「フレッシュひたち40号」 上野行き 勝田駅 14:52発 (6分遅れ)


 「フレッシュひたち」 なのですが、E653系 ではなく、行きに乗車したのと同じ 651系 でした。相変わらずややこしいですね。
 来春、新型の E657系 が投入されたら、列車名も統一されるのでしょうか・・?

 帰りは、列車も決めていなかったこともあり、自由席 にしました。
 勝田駅 が始発駅だったので、余裕で座れましたが、途中駅から乗車する人もいて、最後は満席になりました。 


15:17

 天気は全体的にイマイチではありましたが、なんとかもってくれました。少し日が差すこともありました。


上野駅 16:25着(19分遅れ)

 今日は、日帰りの小旅行でしたが、私としては充分に満足できるものでした。
 そして、1つ確信したことがありました。

 それは、「ひたちなか海浜鉄道 は、必ず復活する!」ということです。

 そう遠くない将来、今度は 勝田駅 から ひたちなか海浜鉄道 の列車に乗車し、那珂湊駅阿字ヶ浦駅 をまた訪れることでしょう。
 その時がくることを、沿線の方々や、多くの鉄道ファンと一緒に、今から楽しみにしたいと思います。

 −終わり−




≪おまけ≫

 自宅で、子供のころに撮影した写真を整理していたところ、懐かしい写真が出てきました。
 今から30年前の 茨城交通 (現・ひたちなか海浜鉄道) の写真です。
 私は、出身は 埼玉県 なのですが、埼玉県 といえば海はありません。
 とうわけで、子供のころ海に泳ぎに行くとなると、わざわざ 茨城県 まで出かけていたのです。
 小学4年から6年生(昭和54〜56)まで、毎年夏になると、父と二人で 阿字ヶ浦 の海水浴場へ泳ぎに行っていました。
 出てきた写真は、1981年(昭和56) に撮影したものです。

茨城交通 (現・ひたちなか海浜鉄道) 勝田駅 1981年8月撮影

 いろいろ調べてみたところ、この車両は キハ1000形 というようです。
 前面は、2枚窓のいわゆる 湘南型 で、かつ、2枚窓の下に 前照灯 があるのが特徴です。
 もともとは、北海道留萠鉄道 で活躍していましたが、同線の廃止後、茨城交通 へ移籍しました。



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