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札幌 雪まつりじゃなくて乗りつぶし(1,2日目)
(2013年2月8日,9日)(4)
~札幌市営地下鉄 南北線~

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 「はやぶさ」「はまなす」 を乗りついで、3年ぶりに 札幌 にやってきました。いよいよ 乗りつぶし の始まりです。今回は、札幌市交通局地下鉄市電(路面電車) が乗りつぶしの対象ですが、まずは 地下鉄 南北線 に乗車することにします。


札幌市営地下鉄 さっぽろ駅 南北線のホーム

 そもそも 南北線 と言えば、東京メトロ南北線 を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、こちらの 南北線 の方が大先輩で、最初に開業したのは、

 札幌市営地下鉄 南北線 → 1971年 (北24条-真駒内 間)
 東京メトロ 南北線     → 1991年 (駒込-赤羽岩淵 間) (*)

 (*) 年を書き間違えていました。訂正してお詫びいたします。(2013/8/9)

 で、親子ほどの差があります。私は1969年生まれですから、世代的には 札幌南北線 の方が近く、乗るのは初めてではありますが、なんとなく親しみを感じます。


南北線 さっぽろ駅 駅名標

 例えば、私の地元の 横浜駅 や、今朝、「はまなす」 で到着した JR札幌駅(※) などでもそうですが、本来は漢字で表記する駅でも、駅名標 では ひらがな で表記している場合がよくあります。

 (※) JR札幌駅は、1つ前のページに駅名標の写真を載せていますのでご参照下さい。

 ですが、この 札幌市営地下鉄さっぽろ駅 の場合は、ひらがな で表記するのが正式な駅名です。私は地元の人ではありませんし、なぜそうしたのかはわかりませんが、札幌市営地下鉄 はいろいろと独自色が強く、この さっぽろ駅 の駅名もそのうちの1つと言えるかもしれません。
 また、「さっぽろ」 という表記以外に、小さく 「Sapporo」「札幌」「삿포로」 と記載されています。言うまでもなく、「Sapporo」ローマ字「삿포로」ハングル ですが、となるとここでの 「札幌」 という表記は、日本語の漢字としての表記ではなく、中国語 としての表記なのでしょう。


札幌市営地下鉄 南北線 麻生行き さっぽろ駅 6:38発

 車両は、5000形6両 です。
 南北線麻生-真駒内 間 の路線ですが、まずは北側の 麻生駅 に向かい、そのあと折り返して南側の 真駒内駅 へ向かうことにします。
 この写真ではわからないと思いますが、札幌市営地下鉄 は、鉄の車輪ではなく ゴムタイヤ で走ります。ゴムタイヤ で走るのは、いわゆる 新交通システム ではよくありますが、国内の 地下鉄 ではこの 札幌市営地下鉄 の路線だけです。さきほど 「独自色」 という言葉を使いましたが、この点が 札幌市営地下鉄 の一番の特徴と言えると思います。


北18条駅 6:41発

北34条駅 6:45発

 さっぽろ駅 からここまで、北12条駅北18条駅北24条駅北34条駅 と、北○○条駅 という駅が4つも続きました。私は余所者ですから、つい 「他に名前の付けようがなかったのか?」 なんて思ってしまいますが、実際にこのあたりの地名はみんな 北○○条 なので、他に付けようがなかったのでしょう。

 次は、終点の 麻生駅 です。


麻生駅 6:47着

 終点の 麻生駅 に到着しました。
 麻生 と言うと、オタクの人たちに人気がある 麻生太郎さん「あそう」川崎市麻生区 の場合は 「あさお」ですが、ここの 麻生駅「あさぶ」 と読みます。

車内

 終点に到着して誰もいなくなったので、車内の写真を撮りました。
 普通、電車の車内って、座席の上の方、人の頭の高さぐらいに 網棚 がありますが、この電車にはそれがありません。これも、独自色の1つと言えると思います。
 また、写真ではちょっとわからないかと思いますが、この電車は横幅が 3,080mm あります。JR在来線 などの一般的な電車では、2,800mm から 2,900mm台 が多いので、それと比べるとちょっと幅が広くなっています。なんだかもう、我が道をゆくって感じですね。


麻生駅 改札口

 南北線 が最初に開業したのは 1971年 のことですが、最初から全駅に 自動改札 を導入したのだそうです。当時は、他の事業者では、まだ試験的に導入した程度の実績しかなかった時代ですから、この点につては、先進性 があったと言えるのではないでしょうか。


麻生駅 3番出入口付近

麻生駅近くの交差点

 地下鉄 に乗っているとわかりませんが、やはり が積もっています。
 さて、とくに用事もありませんので、とっとと折り返すことにします。


札幌市営地下鉄 南北線 真駒内行き 麻生駅 7:05発

 途中、さっぽろ駅 までは、今来た道を引き返します。
 さっぽろ駅 から先が、初めて乗る区間ということになります。


さっぽろ駅 7:14発

大通駅 7:16発

 札幌市営地下鉄 には、南北線東西線東豊線 の3つの路線がありますが、そのすべてがこの 大通駅 を通ります。また、名前は違いますが、市電(路面電車)西4丁目停留場 も近くにあり乗り換えができます。東西線 も、東豊線 も、そして 市電 もあとで乗車する予定です。


すすきの駅 7:17発

 「すすきの」 って、札幌一の歓楽街として有名で私も名前は知っていましたが、こういうところなんですねえ。むろん、「駅を通り過ぎただけで何がわかるんだ?」 と突っ込みを受けそうですが、私の場合、駅を通り過ぎれば、その時の印象が、その街やその地域のイメージに直結するんですね。鉄道に乗ってるだけで楽しめる人間なんで、そうなってしまいます。


幌平橋駅 7:20発

 幌平橋 というのは、近くを流れる 豊平川(とよひらがわ) にかかる橋の名前です。北海道 の場合、アイヌ語 がもとになった地名が非常に多いのですが、豊平 も、もともとは アイヌ語 なんですね。もう10年以上の前のことなんですが、山田秀三「アイヌ語地名の研究」(草風館) という本をちょっとだけ(正直言うと4巻あるうちの1巻だけ)読んでみたことがあります。それによると、

 tui (豊) → 崩れた
 pira (平) → 崖

 となります。つまり、

 Tui-pira(豊平) → 崩れた崖

 というわけです。
 アイヌ語 の地名を言い出したらきりがなくて、そもそも、札幌 だって 「サッ・ポロ・ペッ」 (乾く・大きな・川)、もしくは 「サリ・ポロ・ペッ」(その葦原が・広大な・川) なわけです。その他にも、例えば、北海道 には なんとか“ベツ”(別) とか、なんとか“ナイ”(内) という地名が多いのですが、もとは アイヌ語 です。 私の場合、学者でもありませんし、鉄道に乗るだけですから別に知らなくてもいいことなのかもしれませんが、知れば知ったで、それだけ旅の面白さも増すような気がします。


平岸駅 7:23発

 平岸駅 を発車して少しすると、急に車外が明るくなりました。地下から地上に出たわけです。ですが、ちょっとビックリしてしまいました。


7:24 平岸-南平岸 間

 これっ、どういう状況なのかお分かりいただけるでしょうか?
 地上に出るには出たのですが、シェルター の中を走っているのです。ここから終点の 真駒内駅 までは、地上(高架) を行くのですが、その全区間で シェルター に覆われています。 を防ぐためなのですが、

 「そうまでして地上を走る意味あるの?」

 なんて、素人の私は思ってしまいます。もちろん、外の景色はとても見にくいです。


南平岸駅 7:25発

この駅も、全体がすっぽり覆われています。


7:26 南平岸-澄川 間

 日ごろ、車窓の景色を撮影するときは、風景に合わせて 「ここだ!」 と思ったところでシャッターを切ります。ですが、ここではそんなことは言っていられません。シェルター の窓枠が邪魔で、ひたすら闇雲にシャッターを押しまくり、少しでもまともに風景が分かる写真が撮れたら儲けもん、って感じになってしまいます。


7:28 澄川-自衛隊前 間

これ↑↑なんて、マシな方なのです。

自衛隊前駅 7:29発

次は、終点の 真駒内駅 です。

7:31 自衛隊前-真駒内 間

 このあたりは 原生林 なのでしょうか。地下鉄 でも 地上 を走るケースは他の都市でもありますが、この景色は他の都市の 地下鉄 ではないかもしれません。


真駒内駅 7:32着

 終点の 真駒内駅 に到着しました。
 これで、札幌市営地下鉄 南北線 を乗りつぶしました。

南北線 真駒内駅

 駅の外に出て、ビックリしました。先ほど 麻生駅 では晴れていましたが、ここでは が降っています。天気が変わりやすいのか、同じ 札幌市内 でも局所的に天候が違うのか・・、う~ん、私にはわかりません。


真駒内駅付近

 この写真を撮っているのは 歩道 ですが、ずいぶん雪が積もっています。ちょっと先に バス停 が見えていますが、バス停 からこの写真の反対側にある駅まで、ちょっと歩くだけでも大変そうです。とても、これ以上先に歩いて行ってみる気にはなれません。写真を撮っただけで、駅に引き返しました。



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