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南海電鉄 乗りつぶし (2日目)(2013年8月16日)(1)
(南海本線、和歌山港線、加太線、和歌山電鐵)
〜南海本線(5)〜

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● 2013年8月16日(金)
No. 発駅 時刻 路線、列車 着駅 時刻 掲載
1 難波 6:38 南海電鉄 南海本線、和歌山港線 急行 和歌山港行き 和歌山港 7:44 (1) (2)
2 和歌山港 8:03 南海電鉄 和歌山港線 急行 難波行き 和歌山市 8:08
3 和歌山市 8:13 南海電鉄 加太線 普通 加太行き 加太 8:37 (3)
4 加太 9:02 南海電鉄 加太線 普通 和歌山市行き 和歌山市 9:26
5 和歌山市 9:52 紀勢本線 普通 和歌山行き 和歌山 9:59
6 和歌山 10:18 和歌山電鉄 貴志行き 貴志 10:47 (4)
7 貴志 11:55 和歌山電鉄 和歌山行き 和歌山 12:24
8 和歌山 12:49 「くろしお16号」新大阪行き 新大阪 13:50
9 新大阪 14:05 東海道本線 新快速 長浜行き 米原 15:23
10 米原 15:32 東海道本線 普通 大垣行き 大垣 15:03
11 大垣 16:11 東海道本線 特別快速 豊橋行き 豊橋 17:39
12 豊橋 17:42 東海道本線 普通 浜松行き 浜松 18:15
13 浜松 18:27 東海道本線 普通 興津行き 静岡 19:38
14 静岡 20:03 東海道本線 普通 熱海行き 熱海 21:20
15 熱海 21:25 東海道本線 普通 東京行き 小田原 21:48
16 小田原 21:50 快速「アクティー」 東京行き 大船 22:22

● 2013年8月16日(金)

 おはようございます。8月16日(金) の朝をむかえました。南海電鉄乗りつぶし は今日で 2日目 で、かつ、今回の旅は今日が 最終日 です。
 すでにいろんな路線に乗りましたが、あともう少し乗りたいものが残っています。それらを書き出すと、以下のようになります。

 南海電鉄
  南海本線 みさき公園−和歌山市 間 (12.3km)
  和歌山港線 (2.8km)
  加太線 (9.6km)

 和歌山電鐵 (14.3km)

 それでは、今日もまた 難波駅 から出発しましょう。


南海電鉄 南海本線(和歌山港線直通)
急行 和歌山港行き 難波駅 6:38発

 この列車は 和歌山市駅 から 和歌山港線 に乗り入れ、その終点の 和歌山港駅 まで行きます。よって、この列車に終点まで乗って行けば、一気に 南海本線和歌山港線 の2つの路線を乗りつぶすことができます。
 私のような人にとってはとても便利な列車なのですが、実は、この 難波駅 から 和歌山港駅 まで直通する列車はとても少なく、1日にたったの 5本(平日)(土・休日は4本) しかありません。ちなみにその列車を書き出すと、

 ● 難波駅発 和歌山港行き の列車(平日ダイヤの場合)
   6:38発 急行
   7:02発 急行
   9:10発 特急「サザン9号」
  17:40発 特急「サザン43号」
  20:10発 特急「サザン53号」

 となります。日中は、和歌山市駅 から 和歌山港行き普通 が3本あるので、和歌山市駅 でそれに乗り換えれば 和歌山港駅 へ行くことは可能です。とは言え、和歌山港駅 へ行きたい場合、列車が限られるのがお分かりいただけるかと思います。
 また、今、私が乗車しようとしている 6:38発急行和歌山港駅 への 始発列車 で、この列車よりも早く 和歌山港駅 へ行くことはできません。今朝は、昨日や一昨日に比べて1時間半ほど朝寝坊ができましたが、早く起きても仕方がなかっただけなのでした。
 なお、この↑↑車両は、1000系6両 です。昨日、南海本線 で乗車した車両は、7000系7100系 ばかりでしたので、てっきりまたそのどちらかが来るかと思っていましたが、全然違うのがやってきたのでちょっとビックリしてしまいました。7000系7100系 は、先頭車乗務員室 のすぐ後ろに 座席 がありますが、この 1000系 はそこに座席はありません。よって、乗務員室 の後ろから前方の景色を楽しみたければ、ずっと立っているしかないのです。早めに駅にやってきて 先頭車 の一番前の 乗車位置 に並んで待っていたのですが、あまり意味がありませんでした。orz

 6:38難波駅 を発車しました。平日ではありますが、通勤ラッシュ とは方向が逆ですし、お盆の週なので仕事が休みの方も多いのでしょうか、先頭の車両で立っているのは私ぐらいです。
 途中の みさき公園駅 までは昨日も乗車しています。その みさき公園駅 から先が、初めて乗車する区間ということになります。


6:41 新今宮−萩ノ茶屋 間

 また例によって、高野線 との 線路別複々線 の区間を行きます。前方の 高野線 の線路の方に 萩ノ茶屋駅 のホームと、そのホームに停車している列車が見えます。多分、河内長野行き各駅停車 だと思いますが、悠々と追い抜いてしまいました。


6:43 天下茶屋−岸里玉出 間

 高野線 の線路が左へ分かれていくところです。今日は、もうこの路線を戻ってくることはありません。よって、高野線 とはこれでお別れです。


6:44 岸里玉出−粉浜 間

 岸里玉出駅 からの 方向別複々線 の区間を走行しています。
 (1日目)(7)(南海本線(1))でも書きましたが、この区間は右の線路から順に、

 → 上り 急行線 →
 → 上り 緩行線 →
 ← 下り 急行線 ←
 ← 下り 緩行線 ←

 となっています。昨日、下り普通 に乗った時は一番左側の線路を通りましたが、今日は 急行 に乗車しているので 左から2番目の線路を走行しているわけです。前方から 急行 難波行き がやってきましたが、あちらは 上り急行 なので、一番右の線路を走行しています。


6:45 住ノ江駅 通過中

 車両基地(住ノ江検車区) に、「ラピート」 が2編成もいます。これから、今日の任務が始まるのでしょう。今回は 「ラピート」 には乗れませんでしたが、次の機会にはぜひ乗車したいと思います。その時まで待っててねえ〜。


堺駅 6:48発

 前方から 普通 難波行き がやってきましたが、あの編成は、同じ 7100系 でも、昨日、羽衣駅 から 貝塚駅 まで乗車した時にお世話になった編成です。また次に乗りに来る時まで、元気でやっていてほしいなあ、と思います。


6:53 羽衣駅 発車直後

 昨日乗車した 高師浜線 の列車(一番右の線路の列車です)が、前方からやってきました。車番が確認できなかったので正確には分かりませんが、多分、昨日乗車した車両ではないかと思います。高師浜線 も、なかなか面白い路線でした。


6:58 泉大津−忠岡 間

7:03 蛸地蔵駅 を通過します

 次に来る時には、ぜひこの 蛸地蔵駅 で下車して 天性寺(蛸地蔵) を訪れてみたいです。ですが、秘仏の 蛸地蔵 を拝むことができるのは、毎年8月23日と24日の2日間だけなのだそうで、さすがにその日に合わせてくるのは難しいかなあ。


泉佐野駅 7:11発

 隣のホームに 普通 難波行き が停車していますが、あれは、昨日、難波駅 から 羽衣駅 まで乗車した時にお世話になった編成です。同じ形式の車両でも、自分が乗車した編成に再開するとなんだかうれしいです。


7:12 泉佐野−羽倉崎 間

 空港線高架線 が分かれていきます。
 空港線 もさようなら〜。


7:20 鳥取ノ荘−箱作 間

みさき公園駅 7:26発

 繰り返しになりますが、この みさき公園駅 には昨日もやってきました。よって、ここからが初めて乗車する区間です。


7:27 みさき公園−孝子 間

 昨日乗車した 多奈川線 の線路が分かれていきます。
 昨日は、あちらからこちらの線路を眺めたのでした。


7:28 みさき公園−孝子 間

 この辺りには、かつて 深日駅 という駅があったそうです。1944年(昭和19年)多奈川線 が開業したことでその役目を終えたのですが、そのホームの跡に当時を偲ぶことができます。


7:31 孝子駅 を通過します

 大阪府、最後の駅です。次の 和歌山大学前駅 からは 和歌山県 になります。ちなみに、この駅は 「孝子」 と書いて 「きょうし」 と読みます。「たかこ」 だと思った人は、正直に手を挙げて下さい。

 ノシ


7:31 孝子−和歌山大学前 間

 孝子トンネル に入ります。
 この トンネル の中で、大阪府 を出て 和歌山県 に入ります。


7:32 孝子−和歌山大学前 間

 孝子トンネル を抜けました。もう 和歌山県 です。昨日は 高野線 ででしたので同じ場所ではありませんが、また 和歌山県 にやってきました。


和歌山大学前駅 7:33発

 この 和歌山大学前駅 は、まだ 2012年4月 に開業したばかりで、南海 の中では一番新しい駅です。新しい駅ではありますが、急行 も停車します。それだけ、利用者が見込まれるのでしょう。


7:36 和歌山大学前−紀ノ川 間

7:36 紀ノ川駅 を通過します

 この 紀ノ川駅加太線 との分岐点ですが、急行 は通過してしまいます。その 加太線 には、後で乗車することにします。


7:37 紀ノ川−和歌山市 間

 紀ノ川 を渡っています。この川は、昨日、高野線 でも渡りました。と言っても、ここよりももっと(40kmぐらい)上流の方です。

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 (1日目)(4)(高野線(4))で、有吉佐和子さん小説「紀ノ川」 に少し触れましたが、せっかくの機会だと思い、図書館で借りてきて読み始めました。最初の方で主人公の女性(花)が 九度山 から 六十谷 へ嫁入りするのですが、 その婚礼当日、紀ノ川 を舟で行くんですね。九度山高野線 で通りましたし、途中に出てくる 粉河 は、JR西日本 和歌山線粉河駅 もあります。また、六十谷 は、JR阪和線六十谷駅 の辺りのことなのでしょう。私は文学を語れるような人ではありませんが、紀ノ川 の流域のいろんな地名が出てくるので、話の内容がすごくリアルに感じられてとても面白いです。
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7:39 和歌山市駅 到着直前

まもなく、和歌山市駅 に到着します。

和歌山市駅 7:39着 7:40発

 この列車はまだ続きがありますが、南海本線 はここまでです。よって、この時点で、南海電鉄 南海本線 を乗りつぶしました。
 ここからは、和歌山港線 に乗り入れます。もちろん、私もこのまま乗って行きます。



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