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南海電鉄 乗りつぶし (2日目)(2013年8月16日)(3)
(南海本線、和歌山港線、加太線、和歌山電鐵)
〜加太線〜

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 南海電鉄 和歌山港線和歌山港駅 から、和歌山市駅 まで引き返しました。

 和歌山港 8:03 → 和歌山港線 急行 難波行き → 和歌山市 8:08

 (1日目)(1)(高野線(1))でも書きましたが、南海電鉄 には、

 南海本線 難波−和歌山市 間 (64.2km)
 高師浜線 羽衣−高師浜 間 (1.5km)
 多奈川線 みさき公園−多奈川 間 (2.6km)
 加太線 紀ノ川−加太 間 (9.6km)
 和歌山港線 和歌山市−和歌山港 間 (2.8km)
 空港線 泉佐野−関西空港 間 (8.8km)
 高野線 汐見橋−極楽橋 間 (64.5km)
 鋼索線 極楽橋−高野山 間 (0.8km)

 の 8つの路線 があります。そのうち、すでに7つの路線を乗りつぶしました。まだ乗っていないのは、あと 加太線 だけです。というわけで、次はその 加太線 に乗車します。
 加太線紀ノ川−加太 間 9.6km の路線ですが、加太行き の列車は、すべて 和歌山市駅 から発車していきます。


南海電鉄 加太線 加太行き 和歌山市駅 8:13発

 繰り返しになりますが、加太線 は1つ隣の 紀ノ川駅 からです。紀ノ川駅 までは、先ほど乗ってきた 南海本線 を引き返します。
 車両は 2230系2両 で、ワンマン での運行です。2230系3編成 あるらしいのですが、昨日乗車した

 高師浜線 → 2233-2283
 高野線(汐見橋線) → 2231-2281

 と、これから乗車する

 加太線 → 2232-2282

 で3編成すべてに乗車することになりました。

 8:13和歌山市駅 を発車しました。今日は 平日通勤ラッシュ の時間帯でもありますが、ラッシュとは方向が逆ですし、また今日はお盆の週だからでしょうか、車内は空いています。私が乗車している1両目は、10人ほどしか乗っていません。


8:14 和歌山市−紀ノ川 間

 紀ノ川 を渡っています。この川を渡るのは、今日だけで 2回目 です。今回は 上り線 ですが、先ほど 和歌山港駅 へ向かっているときには、この↑↑写真に写っている 下り線 を通過したのでした。それから、まだたったの37分しか経っていません。


紀ノ川駅 8:16発

 この駅を通るのも、今日、2回目 です。先ほど 和歌山港駅 へ向かっているときは、急行 に乗車していたので、この↑↑写真に写っている 下りホーム を通過したのでした。ここから、いよいよ 加太線 に乗り入れていきます。


8:17 紀ノ川駅 発車直後

 右側の 複線南海本線 で、左へ分かれていくのが 加太線 です。この辺りでは 加太線複線 に見えますが、300mぐらい進んだところで 単線 になりました。


8:18 梶取信号所 を通過します

 いったん 単線 になりましたが、この 信号所 のところだけまた 複線 になります。この列車は通過するだけですが、ここで上下列車どうしの 行き違い が行われることもあるそうです。この 信号所 を通過すると、また 単線 になりました。


8:20 紀ノ川−東松江 間

 土入川 を渡っています。この↑↑写真は 下流側 を写していますが、ここからこの川をたどっていくと、河口付近で先ほど渡った 紀ノ川 に合流します。


東松江駅 8:21発

 昨日、南海本線 では 阪南市鳥取 という地名が出てきました((1日目)(12)(南海本線(4))を参照)が、今度は 「松江」 が出てきました。この 東松江駅 がある辺りは、和歌山市松江東 なのだそうです。「松江」 と言われたら、島根県松江市 の方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実際、JR西日本 山陰本線 には、この駅と同じ 東松江駅 もあります。また一つ、勉強になりました。


8:21 東松江−中松江 間

中松江駅 8:24発

 隣のホームに、上り 和歌山市行き がやってきました。あちらは、7100系 ですね。結局、この 中松江駅 では、この列車との 行き違い のため、2分ほど停車しました。


8:25 中松江−八幡前 間

 ローカル線 かと思っていましたが、沿線にはわりと住宅が多いように見受けられます。和歌山市駅方面 へ、通勤や通学などにこの 加太線 を利用する人も多いのでしょうか。


八幡前駅 8:26発

8:27 八幡前−西ノ庄 間

西ノ庄駅 8:29発

8:29 西ノ庄−二里ヶ浜 間

8:30 二里ヶ浜駅 に到着します

 隣のホームで、和歌山市行き がこちらの到着を待っています。加太線 の列車は、日中は1時間に片道2本ずつしかないのですが、今の時間帯は、3本ないし4本というように本数が多くなっています。やはり、通勤、通学の便を図っているのでしょう。
 なお、あちらの列車は、またもや 7100系 です。今私が乗っているのは違いますが、今回、南海 の車両たちの中で、私にとって一番馴染みになったのはと言えば、やはり 7100系 だと思います。7100系 は私と同世代ですし、昨日だけでも何回もお世話になりました。次にまた 南海 に乗りに来る時まで、元気でがんばっていてほしいなあ、と思います。と言うか、7100系 が引退するまでに、私がまた乗りにくればいいんですね。そうだそうだ、そうしよう!


8:31 二里ヶ浜−磯ノ浦 間

磯ノ浦駅 8:33発

 この 磯ノ浦駅 では、サーフボード を抱えた方が降りていかれました。Wikipedia に書いてあったのですが、この駅の近くの 磯ノ浦海水浴場 は、サーフィン のメッカなんですね。私は サーフィン のことは分かりませんが、うまく波に乗れたら気持ちいいのでしょう。

 次は、終点の 加太駅 です。南海電鉄完乗 まで、あともう少しです。


8:33 磯ノ浦−加太 間

 磯ノ浦海水浴場 の近くを走行しています。加太線 の沿線の中で、この辺りが一番海岸に近いところを走ります。この↑↑写真では小さくてよく分からないかとは思いますが、すでに サーフィン を初めている人たちもいらっしゃるようです。まだ8時半ですが、朝早くから熱心ですね。


8:35 磯ノ浦−加太 間

8:37 加太駅 到着直前

 まもなく、終点の 加太駅 に到着します。
 終着駅 らしい、行き止まり式のホーム が見えます。


加太駅 8:37着

 8:37、終点の 加太駅 に到着しました。和歌山市駅 から、24分 の旅でした。
 やりました! これで、南海電鉄 加太線 を乗りつぶし、同時に 南海電鉄 154.8km完乗 を達成しました。


加太駅 駅名標

 南海電鉄完乗 を達成し喜びもひとしおではありますが、実は私はこの 加太駅 のことを 「かだ」 ではなく、「かぶと」 だと思っておりました。と言うのも、JR西日本 関西本線 に同じ字を書く 加太駅 があり、そちらは 「かぶと」 と読むのです。関西本線 は今までにも何度か利用したことがありますし、今回の旅も 「ムーンライトながら」名古屋 まで移動し、三岐鉄道 を乗りつぶしたあと、その 関西本線大阪 までやってきたのでした。そういうこともあり、ずっと 「かぶと線」 であって 「かぶと駅」 だと思っていました。

 「ええーーっ! かだ だったのーーー!」

 大変お恥ずかしい話でございます。でも今回の旅で、南海「加太」「かだ」 だと覚えることができましたのでよしとしましょう。


加太駅 改札口

加太駅 駅舎

加太駅 駅前

 この道を進み街の中を抜けると、加太港加太海水浴場 へ行くことができます。また、加太港 からは、紀淡海峡 に浮かぶ 友ヶ島 へ渡ることもできるそうです。
 でもそれは、またの機会の楽しみとし、今回はこれで引き返すことにしようと思います。南海電鉄 は乗りつぶしたものの、乗りたい路線がまだあと1つ残っているのです。



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