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近畿日本鉄道 乗りつぶし (1日目)(2012年12月28日)(10)
(名古屋線、湯の山線、内部線、八王子線、鈴鹿線、山田線、鳥羽線、志摩線、大阪線、橿原線、京都線、奈良線)
〜憧れのビスタカー、奈良線(1)〜

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 「伊勢志摩ライナー」 に乗車し、京都駅 にやってきました。
 もう、今日乗りたかったものにはほとんど乗車しましたが、最後にもう1つ楽しみが残っています。これから今夜の宿泊地である 奈良 へ向かいますが、近鉄奈良駅 まで 「ビスタカー」 に乗っていきます。
 私が子供のころ、鉄道関係の本に載っていた 近畿日本鉄道特急列車「ビスタカー」 でした。「ビスタカー」2階建て の車両を連結した 特急列車 です。今でこそ、2階建ての車両と言っても珍しくはないかもしれませんが、当時は貴重な存在でした。ここまで、「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」 のことを 近鉄 を代表する 特急列車 と書いてきましたが、私が子供のころは、近鉄 と言えば 「ビスタカー」 だったのです。
 私は埼玉生まれの埼玉育ちですので、むろん、子供のころは 「ビスタカー」 どころか、近鉄 そのものにさえ乗車することはありませんでした。大人になり、近鉄 に乗車する機会も少しはできましたが、それでも 「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」 に先に乗車することになり、「ビスタカー」 には乗車する機会がありませんでした。よって、今回の旅行では、ぜひ 「ビスタカー」 にも乗車したいと考えていました。
 その 「ビスタカー」 に、いよいよ乗車するときがきました。
 なお、子供のころに本で見た 「ビスタカー」 は、いわゆる 「ビスタU世」 と呼ばれた 10100系 でしたが、すでに 「ビスタEX」 と呼ばれる 30000系 に世代交代しています。ですが、2階建て車両 の思想は、その 「ビスタEX」 に受け継がれています。


「ビスタカー」 近鉄奈良行き 京都駅 18:00発

 30000系4両編成 です。
 もちろん、全車指定席 です。


先頭車 前面

同じく先頭車 前面

2号車 車体側面

4両編成のうち、中間の 2号車3号車2階建て の車両です。

車体側面(1号車と2号車の連結部)

 1号車(左) と、2階建て2号車(右) を比べると、車体の大きさがずいぶん違うのがわかります。

2号車 車体側面

2階建ての車両は、車体の中央にドアがあります。

車体側面のビスタカーのロゴ

2号車 車内(ドアの上部)

 車内(2号車)に入ると、ドアの上部に座席番号の案内がありました。
 1〜28 と 37〜64 が 2階 の席で、71〜76 と 81〜86 が 階下席 であることが分かります。


2号車 車内(2階席の入口)

階段を上ったところに、2階席 の入口があります。

2号車 車内(ドア付近)

 逆に、階下席 へは階段を下ります。


2号車 階下席

 階下席 は、グループでの利用を想定したコンパートメント風の座席になっています。

2号車 2階席

2号車 2階席 座席

 せっかく 「ビスタカー」 に乗車するのですから、もちろん、2階席 を指定して 特急券 を購入しておきました。

 18:00京都駅 を発車しました。

 途中、大和西大寺駅 までは、今乗ってきた 京都線 を引き返します。
 18:07発近鉄丹波橋駅 でも乗車がありましたが、空いている席も結構あり、私の隣も空いたままでした。

 18:30大和西大寺駅 に到着しました。


18:31 大和西大寺駅を発車しています

 18:31大和西大寺駅 を発車しました。
 この列車は、ここから 奈良線 に入ります。奈良線 は、布施−近鉄奈良 間 の路線ですが、今日は 大和西大寺−近鉄奈良 間 だけ乗車することになります。布施−大和西大寺 間 は、明後日に乗車する予定です。
 大和西大寺駅 からたったの4分、最後は地下に入って終点の 近鉄奈良駅 に到着しました。


近鉄奈良駅 18:35着

近鉄奈良駅 駅名標

 近鉄奈良駅 は、JR奈良駅 とは900mほど離れていますが、近鉄奈良駅 の方が市の中心部に近く利用者は多いようです。ですが、私がこちらの 近鉄奈良駅 に来たのは、これが初めてです。

 これで、やっと 1日目 が終わりました。
 今日は、湯の山線内部線八王子線鈴鹿線山田線鳥羽線志摩線京都線 を乗りつぶしました。

 2日目 に続きます。



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