引き続き、高麗川駅 8:20発 の 高崎行き に乗車しています。

　9:27、児玉駅 を発車しました。

　かつて、この 丹荘駅 では 上武鉄道 が分岐していました。と言いましても、旅客営業 が 廃止 になったのは 1973年（昭和48年） のことですから、さすがに私も乗ったことはありません。また、貨物営業 も 1986年（昭和61年） に 廃止 になっています。現役だった当時は、この↑↑写真に写っている待合室の裏側の敷地（現在、住宅になっている敷地を含む）にホームなどがあったようです。

　写真の左側、上武鉄道 の 線路跡 が奥へ向かって延びています。
　線路跡は、その大部分が 遊歩道 として整備されているそうです。
　いつか機会を見つけて、私も歩いてみたいと思います。

　田植えが終わったばかりの田んぼに、雲の模様がそのまま映り込んでいます。こういう風景って、いいですね。

　神流川 を渡っています。
　埼玉県 を出て、群馬県 に入りました。

　前方に見えているのは、方角的に 赤城山 ではないかと思うのですが・・。もし違っていたらすみません。

　土曜日ですから買い物などへ行く人たちでしょうか、乗ってくる人もそこそこいて、立つ人もでるようになりました。

　上越新幹線 の高架線が頭上を越えていきました。
　なんだか、別の世界の乗り物のように思えます。

　北藤岡駅 は、ホームは 八高線 にしかありませんが、すぐ目の前を 高崎線 が通過しています。写っているのは、その 高崎線 の線路です。もし、高崎線 にも 北藤岡駅 ができたら、東京方面へ向かう人は、ここで乗り換えができるようになりますね。

　高崎線 の線路に合流します。
　八高線 は、路線としては次の 倉賀野駅 までということになっています。ですが、実質的にはもう 高崎線 といってもいいでしょう。

　烏川 を渡っています。
　向こうに見えている橋梁は、高崎線 の 上り線 です。

　倉賀野駅 のホームが見えてきました。
　ちょうど、EH200 が牽引する 貨物列車 がやってきました。

　すでに 高崎線 の線路に合流していましたので、あまり実感はわきませんが、八高線 はここまでです。ここで下車して 高崎線 で戻ることも可能ですが、せっかくなので終点の 高崎駅 までこのまま乗っていくことにします。

　高崎車両センター 高崎支所 のすぐそばを通過しています。
　写真の左から 107系、115系、キハ110系 が停車しています。

まもなく、終点の 高崎駅 に到着します。

　3番線 に到着します。行き止まりのホームなので、速度を落としてゆっくり進入していきます。

　私の時計でではありますが、9:53、定刻よりも1分早く終点の 高崎駅 に到着しました。八王子駅 を出発してから、2時間19分 の旅でした。

　八高線 は、これでおしまいです。