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鶴見線 安善駅 (2010年4月4日)

はじめに
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 ここ最近、毎週1駅ずつ、鶴見線 の駅をご紹介しています。
 すでに、海芝浦駅大川駅国道駅 をご紹介しました。
 というわけで、今日は、またまた早起きをして、今度は、安善駅 へ行ってきました。
 安善駅 の名は、安田財閥の創始者、安田善次郎 にちなんで付けられたそうです。
 人の名が、駅名になっているのですね。

 さて、鶴見駅 を 7:34発の浜川崎行きの電車に乗車し、7:43、安善駅 に到着しました。


 安善駅 7:43着

 ホームの扇町駅側より

 構内には、タンク車が留置されていました。(右)


 安善駅に進入する、上り電車
 鶴見行き、7:58発

 構内には、JR貨物 の駅も併設されています。

 ホームの鶴見駅側には、“構内踏切” があり、改札口へ繋がっています。
 ホームの鶴見駅側、構内踏切より
 改札口

 Suicaの読み取り機は、簡易式のものが設置されています。
 切符売り場

 自動販売機は、1つしかありません。

安善駅 駅舎

 駅前の道路(左)


 “安善通り踏切” から鶴見駅方向をのぞむ(下左)
 “安善通り踏切” から、安善駅構内をのぞむ(下)

 このあと、安善駅 から南東方向へ延びている道路を歩くことにしました。
 この道路は、“昭和シェル石油 横浜事業所” の方へ通じています。


 少し行くと、線路が合流してきました。
 この線路は、かつては、“貨物支線(石油支線)” と呼ばれていましたが、現在では、 “安善駅の構内側線扱い” となっています。

 同地点から、終点方向をのぞむ

 “日石踏切” より、終点方向をのぞむ

 旧貨物支線 の線路もさらに続いています。

 “東亜建設踏切” より、終点方向をのぞむ
 途中、運河を渡りました。
 “ニヤクコーポレーション踏切” より終点方向をのぞむ
 

 “旧貨物支線(石油支線)” の終点が近づいてきました。

 ここには、かつて、“浜安善駅” という貨物駅がありました。
 国有化以前の “鶴見臨港鉄道” 時代には、旅客営業がされていた時代もあったそうです。


 1つ上の写真の地点で、右に分岐している線路があります。
 この線路は、“アメリカ海軍 鶴見貯油施設” へ通じています。

 1つ上の写真の線路が分岐する地点です。

 こちら側は、“日本貨物鉄道(株)” となっていますが・・、

 反対側は、“米軍専用線” となっています。
 ここが境界のようです。


 “米軍専用線” が分岐したあと、“旧貨物支線(石油支線)” はここで行き止まりになっています。

 ここが、“浜安善駅” があった場所だと思われます。
 あれっ?駅舎があるはずなのですが・・・、



 ちなみに、Wikipedia には、浜安善駅の旧駅舎 として、右の写真が掲載されています。

 同じ地点だと思うのですが・・、どうやら、この駅舎はすでに解体されてしまったようです。

Wikipedia
浜安善駅
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E5%AE%89%E5%96%84%E9%A7%85




 浜安善駅 の駅舎が無くなっていたのは残念ですが、気を取り直して、米軍敷地内へと分岐していった “米軍専用線” の線路を追いかけます。

 タンク車がいました。

 さらに進むと、ワム がいました。
 しかし、台車もありませんし、現役ではないようです。

 歩いてきた道路が、もう行き止まりになってしまいました。
 “米軍専用線” もここで行き止まりになっていました。

 行き止まりまできてしまったので、もう戻るしかありません。
 安善駅 まで戻るのもいいのですが、途中バス停があり、鶴見行きのバスがあったので、鶴見駅までバスで戻ることにしました。


 安善町バス停

 横浜市営バス 27系統 鶴見駅行き 9:00発


 今回は、安善駅 とともに、旧貨物支線(石油支線) をめぐってみました。
 浜安善駅の駅舎 には、結構期待していたので、なくなってしまっていたのはとても残念でした。
 Wikipedia に掲載されている写真は、2008年撮影とありますので、解体されてからそれほど経っていないのだと思います。

 鶴見線 は、歴史がある路線なので、いろいろな観点からいろいろな楽しみ方があります。
 今回の 安善駅旧貨物支線(石油支線)、そして 浜安善駅跡 にも、その歴史を感じながらめぐることができ、とても楽しかったです。



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