旅行日記 2013へ TOPページへ

南海電鉄 乗りつぶし (1日目)(2013年8月15日)(14)
(高野線、鋼索線、泉北高速鉄道、南海本線、高師浜線、水間鉄道、空港線、多奈川線)
〜高野線(5)(汐見橋線)〜

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14  2日目へ

 南海電鉄 多奈川線多奈川駅 から、みさき公園駅 まで引き返しました。

 多奈川 15:50 → 多奈川線 普通 みさき公園行き → みさき公園 15:56

 おさらいしておきたいと思いますが、今回の旅で乗っておきたい路線の中で、まだ乗っていないのは、あと、

 南海電鉄
  南海本線 みさき公園−和歌山市 間 (12.3km)
  和歌山港線 (2.8km)
  加太線 (9.6km)
  高野線 汐見橋−岸里玉出 間 (4.6km)

 和歌山電鐵 (14.3km)

 になりました。
 がんばれば、少なくとも 南海電鉄 だけなら今日(8月15日)のうちに全部乗れてしまいそうです。ですが、それでは最後の方は夜になってしまいます。まだ明日(8月16日)もありますので、今日は明るい時間に乗れるだけにして、残りは明日にしたいと思います。よって、次は 高野線未乗区間(汐見橋−岸里玉出 間) に乗車し、今日の締めくくりとします。というわけで、みさき公園駅 から 南海本線 を引き返し、岸里玉出駅 まで戻りました。

 みさき公園 16:12 → 特急「ザザン42号」 難波行き → 堺 16:47
 堺 16:52 → 南海本線 普通 難波行き → 岸里玉出 17:02

 みさき公園駅 から 堺駅 までは、特急「サザン」指定席 に乗車しました。今日は、なかなか 特急 に乗る機会がなかったのですが、やっと乗ることができました。


南海電鉄 南海本線 特急「サザン42号」 難波行き 堺駅 16:47着

南海電鉄 南海本線 普通 難波行き 岸里玉出駅 17:02着

 南海本線岸里玉出駅 に戻ってきました。
 ここで、高野線 に乗り換えます。高野線 と言っても、午前中に乗車した 極楽橋方面 ではなく、汐見橋行き の列車です。繰り返しになりますが、高野線 はこの 岸里玉出駅 を挟んで、汐見橋−岸里玉出 間岸里玉出−極楽橋 間 で、全く別の路線のようになっています。岸里玉出−極楽橋 間 にはもう乗りましたので、今度は、ここから 汐見橋行き に乗車するわけです。
 汐見橋−岸里玉出 間 は、正式には 高野線 ですが、汐見橋線 という呼び方もあるようです。極楽橋方面 と区別するためにも、ここでは 高野線(汐見橋線) という書き方をしたいと思います。


岸里玉出駅
南海本線のホームから、高野線(汐見橋線)のホームを望む

 高野線(汐見橋線) の列車が発着するホームは、南海本線 のホームからも、高野線(極楽橋方面) のホームからも独立しています。この↑↑写真を写している私がいるのが 南海本線 のホームで、高野線(極楽橋方面) のホームは、この写真には写っておらず、もっと右(東)の方に離れたところにあります。それでは、高野線(汐見橋線) のホームへ移動しましょう。


岸里玉出駅 高野線(汐見橋線)ホームの駅名標

岸里玉出駅 高野線(汐見橋線)のホームより

 高野線(極楽橋方面) の列車が通過していくのが見えます。どうやら、天下茶屋駅 17:10発準急 和泉中央行き のようです。
 高野線(極楽橋方面) の線路は、この 岸里玉出駅 の手前(難波駅側)で、南海本線 の線路と分かれてしまいます。同じ 高野線 であるにも関わらず、極楽橋方面汐見橋線 の線路は、直接は繋がっていないわけです。


南海電鉄 高野線(汐見橋線)
各駅停車 汐見橋行き 岸里玉出駅 17:25発

 車両は 2230系2両 で、ワンマン での運行です。ちなみに、この写真は後ろ側です。

 17:25岸里玉出駅 を発車しました。車内はとても空いていて、2両とも数人ずつしか乗っていません。


17:25 岸里玉出駅 発車直後

南海本線 と分かれていきます。

17:25 岸里玉出−西天下茶屋 間

 ここから 複線 になります。2両 しかないですし、お客さんも少なくて、雰囲気的には ローカル線 な感じですが、一応、高野線 であるだけはありますね。


17:26 岸里玉出−西天下茶屋 間

 この辺りにお住まいの方たちは、日頃、この路線を利用していらっしゃるのでしょうか?

西天下茶屋駅 17:27発

ずいぶん鄙びた駅ですねえ。

17:28 西天下茶屋−津守 間口

 複線 ではありますが、バラスト は薄いですし、枕木木製 ばかりです。

津守駅 17:29発

17:30 津守−木津川 間

木津川駅 17:31発

 この駅の名は、近くを流れている 木津川 から付けられたのだそうです。ですが、木津川 というと、私の中では 京都府木津川市 の方を思い浮かべてしまいます。JR西日本 関西本線木津駅 があるところです。どちらの 木津川淀川水系 ということなんですが、淀川 の上流にも下流にも 木津川 があるんですね。一つ勉強になりました。


同じく 木津川駅

 この写真は車内から見た駅舎ですが、駅名は錆びてしまってよく読めませんし、とても都会の駅とは思えません。「廃墟です」 と言われたら、私なんて信じてしまうと思います。
 南海 のサイト(*) によると、この駅の 乗降人員 はたったの 86人 (2012年度、1日あたり) で、これは 南海 のすべての駅の中で下から数えて 第5位 です。(4)(高野線(4))を思い出していただきたいのですが、 乗降人員 が少ない順に 第1位 から 第4位 は以下の通りでした。

 第1位 紀伊神谷駅 13人
 第2位 上古沢駅  28人
 第3位 紀伊細川駅 50人
 第4位 極楽橋駅  62人


 これらも 高野線 の駅ですが、いずれも 極楽橋駅 の方の、つまり山の中の駅でした。よって、利用客が少ないのもわかる気がしました。ですが、この 木津川駅 は、大阪市 の中心部からもそれほど離れていないところにある駅なのです。それでいて100人もいないわけですから、ちょっと驚きです。むしろ、その驚きは、第1位から第4位の中のどの駅よりも大きいかもしれません。

 (*) アド南海 高野線・乗降人員
   http://www.adnankai.co.jp/appeal/kouya_passengers.html


17:31 木津川−芦原町 間

 右側の高架は、阪神高速15号堺線 です。
 なんだか、この路線とは不釣り合いな気がしてしまいます。


芦原町駅 17:32発

次は、終点の 汐見橋駅 です。

17:32 芦原町−汐見橋 間

 JR西日本 大阪環状線 の下をくぐり、その内側へ入ります。近くに 大阪環状線芦原橋駅 もありますので、近くの人でも、そちらを利用する人が多いのかもしれません。


17:32 芦原町−汐見橋 間

 進行方向右側は 阪神高速 とその下の 一般道 ですが、一般道の方もかなり交通量があります。何メートルも離れていないのに、別の世界のような気がしてしまいます。


17:33 汐見橋駅 到着直前

まもなく、終点の 汐見橋駅 に到着します。

汐見橋駅 17:34着

 終点の 汐見橋駅 に到着しました。岸里玉出駅 から、わずか 9分 の旅でした。午前中に乗車した区間と合わせ、これで 南海電鉄 高野線 を乗りつぶしました。


汐見橋駅 駅名標

汐見橋駅 ホームの岸里玉出駅側より

汐見橋駅 改札口

 今日はお盆ではありますが、一応、平日です。いつもよりは少ないとは思いますが、それでもそろそろ夕方の帰宅ラッシュの時間になります。ですが、この駅にやってくる人はごくわずかで、私が乗ってきた列車は 17:40発 岸里玉出行き となって折り返していきましたが、この駅から乗車したのはほんの数人でした。


汐見橋駅 駅舎

 やはり 大阪市 の中心部からもそれほど離れていないからでしょう、目の前の道路にはたくさんの車が行き交っています。ですが、ここにこの駅があることに、どれだけの人たちが気が付くのでしょうか・・。

 これで、今日乗りたかったものには全部乗りました。上の方でも書きましたが、残りは明日にしたいと思います。というわけで、汐見橋駅 のすぐ近くにある 阪神電鉄桜川駅 から 宿泊先の 難波 へ戻りました。

 桜川 17:53 → 阪神電鉄 阪神なんば線 普通 大和西大寺行き → 大阪難波 17:55

 明日に備えて、ゆっくり休みたいと思います。

 2日目 へ続きます。



前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14  2日目へ

旅行日記 2013へ TOPページへ